約 1,702,396 件
https://w.atwiki.jp/indexssindex/pages/127.html
Date 2006/06/03(Sat) Author SS1-308 一方さんのクローンの鈴科百合子タンがオリジナルの一方さんを超える為に当麻にケンカを売るという幻想を見出しました。 とある日、上条当麻が目にしたのは、どこかで見たことある制服を着た学園都市最強のレベル5——一方通行だった。 白い髪にぎらつく赤い瞳、そしてミニスカート(!?)を翻し、叫ぶ言葉は予想だにししないもので……。 それより少し前、入院中の打ち止めはシスターズの副産物である一方通行のクローンの存在を知る。 最高の失敗作と呼ばれる囚われの筈のクローン。 しかし、なぜか救出に出たシスターズ達を打ち倒し、クローンはオリジナルを超える為に学園都市に解き放たれた——。 .. 名無しだったクローンに名前が与えられた瞬間、彼女にフラグが……! とある名無しの複製品 「お前を倒せば俺はオリジナルを超えられるンだよォ!」
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3073.html
FIGHT.00『忍び寄る、異世界への魔手!!』(前編) 天体戦士『リリカルサンレッド』この物語は川崎にて繰り広げられる善と悪の壮絶な闘いの物語である。 ~小田急線新百合ヶ丘駅ビル『ジョ○サン』~ 「エェッ!!魔法の世界へ出張ですかっ!?」 ファミリーレストランの客席から良く通る年配の男性の声が響く。周囲の客が視線を向けるとそこには紫の服に大きな兜をかぶり、 特徴的な眉と唇をした小柄な男性?川崎支部のヴァンプ将軍がいた。 「ウム、その通りだヴァンプよ。期間としては半年から一年以内を想定している。我々フロシャイムは世界制服のみならず、異世界への侵略も視野に入れているのだ。」 そしてその向かいに座る軍服を纏い左手と一体化したハサミを持つ、細身だが長身の男性?東京支部のヘンゲル将軍が静かだが威厳のある声で答えた。 「で、ですがヘンゲル将軍。そんな重要な仕事でしたら、私よりもヘンゲル将軍の方が適任だと思うのですが…?」 ヴァンプ将軍は自身が感じている疑問を口にする。それに対してヘンゲル将軍は 「ウム、確かに本来なら私がやるべき事だろう…だが私には残念ながらどうしても外せない重要な案件があるのだ。そこで私は信頼、 実力共に期待できるお前に任せてみようとおもうのだ。」 と答えた。ヴァンプは話を聞き「う~ん」と唸り、額の汗をお絞りで拭う。 「この件はフロシャイムにおいて非公式に行われるものであり危険も伴う…無論、拒否をすることも可能だ。ヴァンプもすぐには決めかねるだろう…返事は別の日でも構わん。」 ヘンゲルはヴァンプの葛藤を読み取り、説明を付け加える。 その後は何気ない世間話やお互いの侵略状況の話に花が咲き、コーヒーとココアの会計を済ませ駅の改札に向かった。 「あぁ、ヘンゲル将軍。新宿方面でしたら私は登戸で南武線に乗り換えちゃいますけど、途中まで一緒に帰りましょうよ♪」 切符を買ったヴァンプはヘンゲルに声をかける。それに対してヘンゲルは… 「すまないが私はこれから町田の『とらのあ○』に向かわなければならん。待たせているもの(決して者にあらず)がおるのでな…」 と答え、別れ際に「いい返事を待っているぞヴァンプよ。」と言い小田原方面のホームへと去っていった。 ヴァンプも「う~ん用事があるんじゃ仕方ないですね。では、ヘンゲル将軍もお気をつけて…」と答え、新宿方面の電車に乗ったがその背中はどことなく寂しそそうだった… ~続く~ ~おまけ~ 「ヘンゲル将軍、お帰りなさいませ」 「留守の間ご苦労だった、サミエル」 大きな紙袋を右手に、フロシャイム東京支部アジトへと戻ったヘンゲルを迎えたのは彼の右腕とも言える怪人、サミエルだった。 「フム、町田店は中々の品揃えだな…贔屓にしている喫茶店の関連商品を揃える事が出来た。」 ヘンゲルは紙袋の戦利品をデスクに並べ、物色を始めた。そしてその様子を近くで見ていたサミエルは口を開く。 「あの、ヘンゲル将軍。2つほど質問があるのですが宜しいでしょうか?」 「何だ」 ヘンゲルは右手に持っていた戦利品を置きサミエルへと顔を向ける。 「は、まずは本日寄られた『とらの○な』についてです。新宿にも店舗があると記憶していますが何故わざわざ遠回りな町田店へ寄られたのですか?」 「目先の情報に踊らされるなサミエル。確かに距離的には新宿店のが近い…だがあそこは書籍を中心に 扱っているため、他の店舗と比べ偏りが激しいのだ。距離だけで無く、現地の規模も視野に入れる。これは戦いにおいても言えることだ… してもうひとつの質問は何なのだ?」 ヘンゲルはハサミを鳴らし質問を促す。 「は、異世界への出張の件です。資料は幾つか拝見させて頂きました。そしてその中には『魔法少女』と呼ばれる人種も確認されています。 ですがヘンゲル将軍程の方がそれを見逃す筈がありません。 それらの情報を見ておきながら尚、将軍が辞退をする程の譲れない案件とはいったい?」 「……………サミエルよ、お前は私の事を良く理解しておるな。良いだろう、お前には事の真相を話すとしよう…私がどうしても譲れぬ案件を」 ヘンゲルはサミエルから顔をそらし、デスクに腰を下ろす。そしてサミエルの方へ顔を戻した時、場の空気が変った。自然とサミエルも背筋を正す。 「私の譲れぬ案件、それは… 三ヶ月後に『団鬼八先生のサイン握手会』が控えておるのだ。やはりファンとしてはこのイベントを見逃す事は出来ん。 そこで私は仲間として、友として信頼出来るヴァンプに話を持っていったのだ…」 「………」サミエルは団鬼八がH小説家である事やヘンゲルが愛読し、ファンレターを送るほどの大ファンである事も知っていた。だがサミエルは何も言う事が出来なかった… フロシャイム東京支部ヘンゲル将軍、彼の知能指数は150を超えるという――――― 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/indexssindex/pages/121.html
Date 2006/05/21(Sun) Author SS1-277 ◆───────────────────────────────◆ ◆とある魔術の禁書目録11 ◆ ◆【著/謙池和馬 イラスト/仄村キヨタカ 定価 599円】 ◆ ◆───────────────────────────────◆ せまる文化祭。だが上条のクラスではいまだに出し物が決まらない! 演劇か喫茶か…議論は平行線をたどっていった。 そんな中立ち上がる土御門元春。 「サバイバルゲームで決着をつけるにゃー。」 演劇軍と喫茶店軍。両者が争う先には何があるというのか… そして孤軍奮闘の水着相撲軍青髪ピアスの運命やいかに! 戦場に木霊する少年少女たちの叫び… そして新たなるフラグが… 銃と銃が交差するとき物語は始まる…
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/823.html
作者別インデックス A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 あ い う え お か き く け こ さ し す せ そ た ち つ て と な に ぬ ね の は ひ ふ へ ほ ま み む め も や ゆ よ ら り る れ ろ わ を ん A ARMSクロス『シルバー』氏 上へ B Black氏 BLASSREITER LYRICAL氏 ◆bv/kHkVDA2氏 上へ C CCなのは氏 上へ D Devil never Strikers氏 ◆DppZDahiPc氏 上へ E ◆e4ZoADcJ/6氏 上へ F FS なのは×空の軌跡氏 上へ G ◆Gb6P9gjLww氏 上へ H HALOの人氏 上へ I IDOLA の人氏 上へ J K L LB氏 LMS氏 LYRICAL PSYCHIC FORCE StrikerS氏 Lyrical!とキマイラ氏 上へ M N NOCTURNE氏 ◆ncKvmqq0Bs氏 NZ氏 上へ O OROCHI氏 OSGS氏 上へ P Q R REQULIMER氏 上へ S SRW外伝魔法少女リリカルミヒロ氏 s.TRI..ed氏 Strikers May Cry氏 ◆suHZewzfpk氏 上へ T 上へ U V W X Y ◆Y0DG7nGjbg氏 上へ Z 0 1 19氏 上へ 2 217氏 230氏 242氏 上へ 3 322氏 367氏 上へ 4 42◆E11yWK.OuA氏 45氏 上へ 5 6 7 7-398氏 上へ 8 9 あ 赤いの二人でドグラマグラ氏 赤字氏 暁の女神氏 上へ い 一兵卒氏 五つの誓い氏 上へ う ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは氏 上へ え お か 仮面の男氏 仮面ライダーリリカル電王sts氏 上へ き キャロとバクラの人氏 究極の合体ポ○ラ氏 上へ く クレイジーなの。氏 黒い雨氏 黒い影氏 黒の戦士氏 上へ け 上へ こ さ 三十四代目スレ485氏 上へ し ジェダイ氏 ジャングルはいつもハレのちグゥ リリカル氏 十五代目スレ428氏 十代目スレ282氏 情に目覚めし黒き龍氏 ジョジョクロス『愚者の書』氏 白き異界の魔王氏 地獄の四兄弟氏 シレンヤ氏 上へ す せ 節制の14氏 戦国の鉄の城氏 上へ そ た 高天氏 旅ゆく人氏 上へ ち 超魔法重神氏 上へ つ て ティアナ・ランスターの憂鬱氏 テルミドール氏 天元突破リリカルなのはSpiral氏 上へ と ドラゴンボールZ番外編氏 時の地平線氏 上へ な なのはA s×ギアスクロスSS氏 なのはStS×覚悟のススメ氏 なのはStS×デモベ氏 なのはStS+φ’s正伝氏 なのはVSボウケン氏 なのは×終わクロ氏 上へ に ぬ ね ネクサスの人氏 上へ の は ひ 光と音のLNS氏 上へ ふ フェイト・T・ハラオウンの悪夢氏 フェレットゾンダー氏 フルメタなのは氏 ブレブレ×なのは氏 上へ へ 変な人達氏 平成セブン氏 上へ ほ 北斗の人氏 上へ ま 前スレ361氏 魔術士オーフェンstrikers氏 マスカレード氏 魔導新世紀リリカルなのはXtS氏 魔導ニュータイプ兵士 A氏 魔法王女氏 魔法少女リリカル外伝 すごいよ!なのはさん氏 魔法少女リリカルなのはGoodSpeed氏 魔法少女リリカルなのはsts masked rider kabuto氏 魔法少女リリカルなのはStylish氏 魔法少女リリカルなのはTES氏 魔法少女リリカルなのは TRANSFORMERS氏 上へ み む 無名氏 上へ め メタルサーガsts氏 上へ も や ゆ よ 四十三代目スレ115氏 四代目スレ292氏 上へ ら ラッコ男氏 上へ り リリカルBLACK氏 リリカル.exe氏 リリカルlain氏 リリカルSD戦国異伝氏 リリカルSIC氏 リリカルTRIGUN氏 リリカルガウザー氏 リリカルギアソリッド氏 リリカルソニック氏 リリクラ氏 リリカルケロロ軍曹STS氏 リリカル犬狼伝説氏 リリカル・コア氏 リリカルサンダルフォン氏 りりかる新人隊員氏 リリカルゾイド氏 リリカル鉄人氏 リリカルトリーズナー氏 りりかるな黒い太陽氏 リリカルなのはD w氏 リリカルなのはDHS氏 リリカルなのはFeather氏 リリカルなのは Nightmare氏 リリカルなのはVS厚生省氏 リリカルネロス氏 リリカル・パニック氏 リリカル剣(ブレイド)氏 リリカル無双氏 リリカル遊戯王GX氏 リリカル龍騎 リリカルルーニー氏 リリカル湾岸氏 りりる氏 リリレッド氏 る れ レザポ氏 ろ 六代目スレ135氏 ロックマンゼロ氏 上へ わ を ん
https://w.atwiki.jp/indexssindex/pages/97.html
Date 2006/03/12(Sun) Author SS1-149 「えー、なにやら背後からアブない気配というか殺気のようなモノを感じるのですが気のせいでせう?」 学園都市の裏路地。 ”運悪く”こんな時間まで不良に追い掛け回され、ようやく撒いたと思った矢先のコト。 上条当麻はピンチの予感に身を強張らせていた。 「あー、これがあれですか。通り魔ってやつですか。しかしこういうのって普通は女を狙うヤツが多いんじゃないんですかー!?」 きゃー、と女々しい悲鳴を上げて上条は走り出す。 バタバタと音を立てて駆ける上条。 スタスタと着いて来る通り魔(?)。 「————、やばッ!」 そして”運悪く”、上条は袋小路へと足を踏み入れてしまった。 逃げ場はない。入り口に戻ろうとしても、もう手遅れだ。 振り向けば袋小路の入り口に、通り魔(?)らしい男が立っている。 「よう、そんなに慌ててどうしたんだ?」 男は心底不思議そうにそう言って、不気味に口を歪めてシニカルに笑った。 その笑みを見て、自分が追い詰められたコトを上条は自覚する。 「どこの誰か知らねえけど、まあ”運が悪かった”と思って諦めてくれや」 袋小路の入り口にいるのは異様な外見の小柄な男。 色の抜け落ちた髪。顔全体を覆う禍々しい刺青。極め付けに、耳のピアス穴には携帯ストラップがぶら下がっている。 何かを勘違いしているような、非常に現実味のない刺青の男。 その男を現実と結び付けているのは、現実味があり過ぎるほどにあると言える程、鈍い光沢を放つナイフだった。 「そんじゃぁいっちょ……殺して解して並べて揃えて晒すとしますか」 とある魔術の禁書目録×戯言シリーズ(零崎シリーズ) なんとなく書きたかったから書いた。次は何にしようか迷っている。
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2844.html
「ブルース・ウェイン氏の来日は、今回で二回目となっております。ウェイン氏はウェイン産業の社長であります。 ウェイン産業は世界各地に支社を持つ大企業であり、その分野は軍事から薬品、食品等、様々なところに行き届いており、目に触れる消費者の方も多いでしょう。 ウェイン氏の来日の目的は、日本支社の一周年パーティーです。 ウェイン氏は今日の午後にも自家用機でナリタ空港に到着するそうです……」 「ウェイン産業の本社があるゴッサムシティでは、ウェイン氏以外にもバットマンと名乗る奇怪な男のことで有名です。 ゴッサム警察は、彼に関する情報を集めており、懸賞金もかけて捜査にあたっています。また、それに呼応されるかのように複数の怪人と思われるような犯罪者も現れています。 最近起きました通称『ペンギン』の事件においては…」 「日本の空港では既にかなりの人数のブルース氏のファンが集まっています。 これはブルース・ウィエン氏が総資産額10兆円とも言われる大富豪であり、 さらには、いぜんとして婚約者がいないためということもあり、かなりの女性の方がプラカードを持ち、アピールしているようです」 「ウェイン産業日本支社は、新たに建設されたお台場副都心にあり、その高層ビルは、50階立てに相当します。 日本支社の一周年パーティーでは金融や芸能界の著名人のほかにも政府の閣僚のかたも訪れるということで、強固な警備が施されるということです。 なお、近くのお台場ではテレビ局主催のお台場祭が開催されており、人手がとられると、関係者は語っています」 「ゴッサムシティにおけるバットマンは、警察に協力しているよう一見見えますが、その見方は様々であり、賛否両論ということです。 一時期ゴッサムシティの犯罪の検挙率は世界でもっとも低かったのですが、バットマン登場後、検挙率は上昇している傾向にあります。 ですが、その一方でジョーカー、ペンギン、リドラーといった凶悪犯罪者が出現しており、 バットマンの存在が犯罪を助長しているのではないかという意見も聞かれています」 第1話 来日 「ブルースさま、ブルースさま…」 そのステュワーデスの甘い声で、目をあける。 まだ意識は完全に回復はしていないが、 空の上では、誰にも襲われることはないと思っているせいか、ほんの少しだけ気を落ち着かせることができる。 前面にある画面を見ると、もうそこは空港の映像を捉えていた。 今日は、久しぶりに表の顔で仕事をこなさなくてはいけない。 ついこの間までは、裏の顔として奮闘していたわけだが、力仕事もきついが…こちらのほうの仕事も大変だ。 なんせ、よくわからないものにもしっかりと挨拶をしなくてはいけない。 人前での愛想笑いはなれてはいるが、神経を使う。 「きゃぁー!ブルース様!」 「結婚してくださーい!」 空港のロビーでの声援とカメラのフラッシュ…。 日本の女の子は、こういったことには興味があるのだろう。 テンション高く、声をあげながら、花束や、中には上半身を露出するような子まででてくる。 歴史や礼儀を大事にする国というイメージがあるが、こういったところは時代の流れかもしれない。 なかなかエキサイティングであることは認めよう。 「ブルースさま、本日の予定ですが…」 リムジンの車の中、執事であるアルフレドが、ノートパソコンのテレビ画面の中で声をかける。 予定を聞きながら、手前の書類に目を通す。 ブルース・ウェインは仕事を平行に行うことは当たり前だ。 今、こうしている間にも世界、数十社と契約をかわす動きがでている。 休んでいる場合はない。 「……ブルース様、もしもの場合に備え、例のものを送っておきました」 「すまない。保険としては必要不可欠だからな」 「はい。出来れば使いたくはないものです」 「あぁ…なにかあったら連絡する」 「それでは連絡がこないよう祈ることにします」 リムジンが止まる。 フラッシュがたかれている…、その中、車をおり笑顔を忘れずに…日本支社の中にと入っていく。 すぐに日本支社の幹部との挨拶、明日のパーティーのための会議がある。 翌日… その日、高町なのは、フェイト・T・ハラオウンは久しぶりの休暇をもらいこっちの世界にと帰ってきていた。 そこには高町なのはの養子となったヴィヴィオも一緒である。 本来ならこっちの世界に帰る必要はないなのは達だが、 ヴィヴィオに自分の世界を見せておきたいということ、 そして自分自身、こういった休暇でなければ見ることが出来ないということから、観光としてやってきたのだ。 しかし、こちらのほうの現状についてはあまりよくわかっていないためか、 今日がそのブルース・ウェインの来日のパーティーであることを2人は知らなかった。 「凄い人…こんなに混んでるの?お台場って?」 フェイトもまた、あまり知らない場所に行くので、少し緊張をしている。 しっかりとヴィヴィオの手を繋いで離さないようにしている… 彼女の過去の経歴から、子を離さない、という一種のトラウマ的なものがあるからだ。 「おかしいな…もうお祭も終盤だから、あんまりいないとおもったんだけど…」 潮の香りを感じながら、ヴィヴィオはそんな、なのはやフェイトの心配をよそに二人の手を引っ張りながら進んでいく。 見えてきたお台場…そして、人混みが吸い込まれてはいっていくウェイン産業の高層ビル。 「あっちいってみようよ~」 「ダメだよ、ヴィヴィオ…あっちは私達ははいれないから」 ヴィヴィオは、たくさんの人がいるほうが興味があるようで、なのはとフェイトの手を引っ張りながらその人混みの中にはいっていく。 「わぁ!ヴぃ、ヴィヴィオ?」 その人の波に押されるようにフェイトはヴィヴィオの手を離してしまう。 招待客と一般客に別れている、会場では、数万の人間が訪れていた。 フェイトはあわてて、その人波に乗りながら、ヴィヴィオを探す。 そうしている間に、なのはまでも見失ってしまう。 「あ、あれ…なのは?ヴィヴィオ?」 あたふたしながら、フェイトはそのまま、会場の中にと入っていく。 会場内は、広く芝生が敷き詰められており、中には出店も置かれている。 一般客はそれこそ大人から子供まで様々だ。 その芝生の向こうは招待客として、バリケードのようなものが作られ、一般客とを遮断している。 フェイトは、その遮断された壁際にたちながら、周りを見る。 そこに、なのはからの携帯電話が鳴る。 もしもの場合とヴィヴィオとフェイトそれぞれに地球圏での携帯電話を渡してあったのを、フェイトは忘れていた。 「なのは!?ヴィヴィオは見つかった?」 「まだなの。電話にもでてくれないし……」 「とにかく、合流しよう?」 「うん…」 そんなやり取りの中、会場が静かになる。前の大画面のスクリーンに映し出されたブルース・ウェインの姿。 ブルースは蝶ネクタイに黒いスーツをしっかりときて、世界で5本の指に入る富豪と、そして二枚目の顔を見せていた。 ヴィヴィオはブルースの話の中、なのはを探していた。 さっきから携帯がなっているのだが、周りの歓声と、ヴィヴィオが動き回ることで振動、音ともに消されてしまっている。 ヴィヴィオは、一般客と招待客の出入り口を小さい子供の背から警備に気づかれることなくとおりぬけていく。 警備はそれに気がついていない……。 「私達は、こうしてこの日本という国に、私自身の会社を建てられたことを光栄に思います。 これから先、何年もこの地にとどまれるよう、途中で見放さず、ついてきてほしいです。 今日はみんなに感謝する日だ。ありがとう…乾杯」 ブルースがそういって、グラスを上に持ち上げるのと同時に、周りから風船が割れるような銃声が鳴り響く。 その音に周りの参加者も驚き悲鳴をあげながら、その場にうずくまる。 ブルースは、危険を察知したのか、舞台から伏せながら飛び降り、人混みの中に姿を隠す。 次に舞台に現れたのは、顔を白く染め、奇怪な化粧をする男…スーツを着たその男はマイクの前に立つと、咳をひとつする 「あー、あー…マイクテスト、マイクテスト。うぅ~ん、やっぱり日本製はいいねぇ」 だんだんと関係者の中には、そのものが誰なのか気づくものも出てきて、逃げ出そうとするが、 それを阻むように、その奇怪な化粧の男の隣、そして客の横や後ろにピエロの仮面を被った機関銃を持つ男達が現れる。 「レディィス&ジェントォルメェェン~、本日のウェイン産業のパーティーは残念ながらこれで終わりです。今から、世にも楽しい~ジョーカー劇場をお送りします」 「ジョーカー!?」 「それって…ゴッサムの?」 周りの観客がざわめくのを楽しそうに眺めるジョーカー。 その視線は観客の顔をひとりひとり眺め、表情の変化を探っているようだ。リアクションを求めているのである。 「まずは、私の劇場に参加してくれる俳優を募集します。安心してください。立候補制ではないです。こちらで選ばせて貰いますから~」 すると巨大なトラックがウェインの庭園に突入してくる。 芝生を荒らしながらやってきたその巨大なトラックは後からつっこんでくると、トラックの荷物をいれる箇所が開く。 「はぁ~い、それでは参加者の皆様は至急、この中にお入りください!」 銃をもったピエロたちが招待客を次々とトラックに押し込んでいく。 悲鳴を雑踏の中で、強引にトラックに押し込んでいくピエロ。 なのはと、フェイトはなにがおこったのかさっぱりわからないでいた。 ただ一般客が逃げ惑う中でヴィヴィオを探すことに必死で…。 「アァ~ハハハハハハ、それでは皆様、ジョーカー劇場第一幕をご覧頂き感謝します。第二幕をお待ちください~。アァハハハハハ~」 高らかな声をあげ、トラック数台は走り抜けていく。混乱した場所に、誰もが逃げ惑っている。 なのはと、フェイトは、そこで靴が落ちていることに気がついた。 それはヴィヴィオの靴…。 なのはは、まさかと思い、去って行ったトラックのほうを見た。 「……なのはママ…フェイトママ…」 トラックの暗闇の中、膝を抱え叫ぶ大人たちの中でヴィヴィオはじっと泣くのを我慢していた。 そう、信じているから…すぐに、なのはママとフェイトママが迎えに来てくれると…。 「…ジョーカー、何を考えている」 ブルースは、携帯端末からトラックの動きを見つめていた。 トラックの動きを見つめながら、その姿は既に表から…裏に変わっている。 ゴッサムにおける犯罪者を狩る存在に…。 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2879.html
第5話 信じるものの戦い 爆発がテーマパークのあちこちで起こる。 ピエロ仮面が乗るテーマパークの華やかなパレードの車に取り付けられた重火器による攻撃に、バットマンは近づくことが困難となっていた。 ジョーカーは、そもそもバットマンを倒そうという気持ちはない。 時間さえくれば良い…。 そこでバットマンは、思い知るのだ。 自分はいかに無力か…そこで光は闇に墜ちていく。 それを見ることができる…まさに、笑いが止まらない光景を見ることができるのだ。 都内では、ジョーカーから解放された人たちが、口にはガムテープ、手を縄で縛られた状態で彷徨っている。 助けを求める、その人間たち…その身体には爆弾が仕掛けられたもの、逆に、まったく無害なものが混在し…街を歩く。 一般市民は怯え、どうして良いのかわからずに戸惑い、立ち尽くす。 助けるべきなのか?自分の命のために逃げるべきなのか? 本当なら、答えはない。だが…ジョーカーはこう思うだろう。 見捨てるものは、結局、わが身可愛さで、その人間を殺めた殺人者となんら変わりはないと。 光と闇は常に正反対でありながら、密接に関係している。 人間の心は、この二つの存在に揺れ動かされながら…存在しているのだ。 目の前で、助けを求める存在…。 だが、それには、爆弾が仕掛けられているかもしれない。 自分の身を危険に晒すことになったとしても、助けようとするものが、この安全の国、日本において…どれだけいるだろうか? ジョーカーの問いかけは、そこにある。 テレビを前にして戦争の光景を見て、『可哀想だ』『戦争はやめよう』と容易くえるのは、所詮は第三者としての視線でしかない。 その環境、情勢を知らずに、容易く言うことは、そこにいるすべてのものに対しての冒涜なのだと…。 さんざん自分を笑いものにした第三者の国は、今まさに自分たちが、その当事国となった。 今度は自分たちが他の国に、興味の目に晒され『可哀想だ』『何も出来なかったのか?』と言われることになる。 「…結局は、俺たちのやっていることなんかショーなのさ!バットマン。誰もお前に同情するものなどいないし、誰もお前を助けるものなんかいないのさ」 ジョーカーの部下であるピエロ仮面の機銃掃射を前にして、人間爆弾の制御スイッチを持つジョーカーに近づけないでいた。 時間はあまり残されていない。 「フハハハハハ!焦っているか?焦るだろうな、お前は無力だ、たった一人で、何も出来ずに、くたばれ!!」 ジョーカーは頭をあげて、大声で笑う。 そんなジョーカーの視線に入るもの…笑い声は途切れ、目を丸くする。 視界に入ったのは、月が見える夜空に浮かぶ、白き女の姿。 その女は、槍のようなものを握り、こちらに標準を定める。 そして空から放たれた巨大な光が、ジョーカーの乗るパレードの華やかしい車を貫き、少しの間をおいて、爆音とともに、火の玉となる。 「はああああ!!!」 他のパレード用の車も、黒き女の持つ巨大な剣の形をした道具により、切り裂かれる。 ピエロ仮面は爆発に逃げ惑いながら、爆風に巻き込まれ吹き飛ばされる。 空から降り立つ白い服の女…高町なのは。 切り裂いた、黒き服の女…フェイト・T・ハラオウンがバットマンの前に立つ。 なのはとフェイト…2人の視線の先にいるジョーカーは、立ち上がり、埃を払う。 「……ックックック、素晴らしい、素晴らしいな~~その力…。君たちの力を持ってすれば、俺など容易く殺せるだろう?」 ジョーカーは拍手をして、目の前の二人に頭を下げる。 ジョーカーは、自分の前に集ったバットマン、そしてなのはとフェイトを見つめながら、 紅蓮の炎の光に照らされつつ、ゆっくりと歩き出す。 「ここまできたお嬢さんたちには、ひとつ、教えてあげないといけないな」 ジョーカーは、歩きを止めて振り返りなのはとフェイトのほうに視線を向ける。 「お嬢さんの、娘…名前はヴィヴィオだったか」 フェイトは怒りを感じ、拳を強く握る。 自分たちのせいで巻き込んでしまったヴィヴィオ。 彼女を早く救い出したい。彼女を助けたい…。 その気持ちを抑えこむ反面、相手に対する憎悪は増していく。 「かわいらしい子だ。フフフ…、お嬢さんのことを何一つ話そうとはしなかった。 きちんと教育をうけたいい子だったな。どんなに痛めつけようが、苦しめようが…… 涙を堪えて話さない姿……俺は、感動さえ覚えたよ。フフ…フハハハハハハハ」 「くっ!!」 聞くに堪えないその言葉にフェイトは道具であるバルデッィシュを握り、距離を縮め相手を切り裂こうとした。 だが、そのフェイトの行動を察知したのか、 なのはが握るレイジングハートがフェイトの身体を抑えるように前に出される。 「…怒り、憎悪を表に出せばあいつの思う壺だ」 後にいるバットマンは、冷静に告げる。 「わかってはいるけど……」 「いや、君じゃない。本当に怒りで我を忘れかけているのは、むしろ…もう1人のほう」 フェイトは隣にいる、なのはを見る。 なのはは冷静そうな顔をしているが、レイジングハートを握っていないもう1つ手は怒りを抑えるために、 強く拳を握りすぎたためか、血が流れて、地面にと落ちている。 「…何も躊躇う必要はないぞ。俺は丸腰も同然…。お前の力を持ってすれば、俺など蝋燭の火を吹き消すように、 一瞬で終わらせられるだろう。フフフフ……」 ジョーカーは、高町なのはにターゲットを定めた。 怒りと憎悪は、あの黒き女よりも強く根深い…。 バットマンに見せてやれる、光が闇に落ちていくさまを…。 「それは、俺にだけ向けられるものではない。この国の警察官が、お前の娘を助けるためになにをした? 動揺を煽り、今も事態は進行中……誰も助けられない、誰も、救えない。 クフフフフ……、お前たちの力を持ってしても、1人の人間を助けることも出来ないんだ。 ならば、なんのために戦う。なんのために…。 お前が倒すべき敵は俺ではなく、無能で理不尽なこの世界じゃないのか?」 「あいつの話を聞くな…」 バットマンは正面に立っている、なのはに言う。 怒りにすべてを忘れてはいけない。 ジョーカーのペースに乗ってはいけないのだ。 だが、彼女は、それができるのか? やはり…ここは、自分がジョーカーを止めるしかない。時間も迫っている。 「…私は」 なのはは、ジョーカーに向かって語りかけるように声を出す。 それは憎悪も怒りも感じられない…。 「…私の力は、そんなに強いものじゃない。私1人の力でできることは、あまりにも少ない。 だけど…、大切な仲間がいれば、1人じゃ出来なかったことも…できるようになる。不可能が可能となる」 なのはは、隣にいるフェイトを見つめる。その表情は、穏やかなもの……。なのはは、知っている。 今まで戦いで…フェイトから、そして、はやてと戦って得た強い絆。 1人で苦しんでいたことも…同じように受け止めてくれる人がいること… それがどれだけ自分にとって強い力となるか。 「…私は、あなたのようにはならない」 強い眼差し…その眼を見て、ジョーカーは唸り声をあげる。 なのはが自分を見る目、それは…哀しみの目。 そう自分を哀れむ目…。 「そんな目で俺をみるなぁ!!!」 ジョーカーは、そういうと以前、フェイトに使った手榴弾のようなガスをだすものを投げつける。 しかし、それはフェイトにより、切られる。 ガスをださないように、起爆装置だけを完全に…。 「なに!?」 驚くジョーカーは、逃げ出そうとするが、その足にワイヤーが巻きつけられる。 バランスを崩し倒れるジョーカー。 バットマンの放ったそれに、ジョーカーは今度こそなすすべなく、捕まる。 バットマンは、なのはとフェイトを追い抜き、ジョーカーを見下す。 「フハハ…、アハハハハハハハ…。気持ちがいいだろうな、蝙蝠男。 俺が、あんなガキにやられるさまは?」 「……ジョーカー、人質を解放しろ」 バットマンはジョーカーの問いには答えず、時間が迫っている人間爆弾について聞く。 「…ヴィヴィオは、どこ?」 なのはも、ジョーカーに問い詰める。 ジョーカーは…心のどこかでは焦っているであろう二人に向かって、笑いながら…。 「いいだろう、教えてやる…起爆装置はジェットコースター内にある。 お嬢さんの娘が座っている座席そのものだ。 お嬢さんが座席から降りた瞬間、どかーんと吹き飛ぶ、だが…ジェットコースターも一定速度が落ちると爆発するようセットされている。 どっちを助けたいか、お前たちで選べ…。 おっと、二つとも、時間が来れば勝手に爆発することも忘れずにな。 フフフ…フハハハハハハハハ」 ジョーカーの襟首を捕まえ、身体を起こさせる、バットマン。 「貴様、他に方法はないのか?」 「ない。一人の命を助けるか、多くの人の命を助けるか、好きなほうを選べばいいさ~ヒヒヒヒャハハハハハハ」 バットマンはジョーカーの襟首を離す。 テーマパークにあるジェットコースター…。 ジョーカーとバットマンが戦いはじめたときから、動いているそれは、もう既に30分以上が経過しようとしていた。 ヴィヴィオは目を伏せて、酔わないようにしている。 そのヴィヴィオの座っている真下…そこに起爆装置が赤く点滅している。 ヴィヴィオの重さにより、1つの起爆装置は止まっているが、もう1つ…それはジェットコースターの速度に反応している……。 「…卑劣な」 フェイトは吐きすてるように言う。 なのはは、ジェットコースターがある方角を見る。 「どうするつもりだ?」 バットマンはなのはと、フェイトに問いかける。 なのはとフェイトは、バットマンのほうを見て 「…両方を助けます」 「今までそうしてきたように……」 バットマンは二人の言葉を聞き、なのはとフェイトが空を飛んでヴィヴィオを助けにいくのを見送る。 今の彼女達に言うことは何もない。 強き心…自分の行いを信じ、そして今の自分にはない、大切な強い仲間がいることが……その心の力を何倍も倍増させる。 普段、人を信じることをしない、私も今日だけは信じてみよう。 信じる心を持つものの、力を。 前へ 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/1733.html
スーパーロボット大戦W外伝~魔法少女リリカルミヒロ~ クロス元:スーパーロボット大戦W 最終更新:08/02/18 プロローグ「魔法世界との接触」 TOPページへ このページの先頭へ
https://w.atwiki.jp/indexssindex/pages/99.html
Date 2006/03/26(Sun) Author SS1-159 禁書「ねぇねぇとうま。VIPって何?」 当麻「(ビクッ)は、はははっ、何を言ってるんだ? VIPってのは偉い人の事に決まってるだろ(ドキドキ)」 禁書「でも、とうまのこの『ぱそこん』って奴についてるテレビにVIPって書かれてるよ?」 当麻「(ギクッ!!)あ、ああ、え〜と、ほら、あれだ!!このパソコンってのは調べものをするものだって教えただろ? もしお前の上司のお偉いさんが来た時に失礼にならないようにマナーを調べてたんだよ!!」 禁書「へ〜、勉強熱心なんだね。とうま、偉い偉い」 当麻「お、おう!! もっと誉めろ!! は、はははは!!!」 当麻「ふぅ、危うくバレる所だったぜ 【ロリ】空から女の子が降ってきた【シスター?】part80 」
https://w.atwiki.jp/touhoucblw/pages/22.html
博麗霊夢 はくれいれいむ 基本情報 二つ名楽園の素敵な巫女 楽園の巫女 など テーマ曲少女綺想曲 二色蓮花蝶 など 能力空を飛ぶ程度の能力 出演作大体全作(一部除く) 説明言わずと知れた東方projectの主人公の巫女。当然ながらほとんどの原作、二次創作ゲームに登場する。多分一番強い。 東方ロストワードプレイアブルキャラ 東方キャノンボールプレイアブルキャラ CV・鬼頭明里 イラスト 藤ちょこ ①=☆1〜4・②=☆5 写し絵 護符 OPに出演 東方ダンジョンダイブプレイアブルキャラ スマホゲーキャラ一覧へ戻る